女性の社会進出が加速し、起業して事業主となる女性も目立つようになってきた。
そんな状況を後押しする国や各自治体も、さまざまなバックアップ制度を用意し、女性たちの活躍を支えている。
例えば、国が行っている両立支援等助成金(女性活躍加速化コース)がその一例である。
この両立支援助成金には、介護離職防止支援コースや出生時両立支援コースなど、さまざまコースがある。
その中でも、女性の起業家に活用してもらうために設けられたのが、女性活躍加速化コースである。
このコースは、女性が出産や子育てなどを理由に退職せず、スキルアップできる職場環境を増やすことを目的としている。
申請して条件を達成すれば、最大60万円の助成金をもらうことが可能だ。
女性スタッフを中心とした事業を考えている女性起業家におすすめの助成金である。
他にも、日本政策金融公庫が行っている、女性、若者/シニア起業家支援資金という融資もある。
女性、若者/シニア起業家支援資金とは、一般的な融資の審査で評価が下がりがちな若者やシニア、そして女性の起業家を対象に融資支援を行う制度のことである。
銀行などから融資を断られてしまった場合でも受け付けてくれる可能性があるため、諦めずにこちらに問い合わせてみると良いだろう。
今回紹介した支援政策以外にも、各都道府県が行っている女性起業家向けのサポート制度は色々存在する。
日々、新たな制度が誕生しているため、こまめに自治体のホームページを確認することおすすめする。